ぼちぼちゆる~く 資産運用

~肩肘張らずにぼちぼちと~

人それぞれのお金の価値観

同じ収入であっても、貯金がほぼ無い人もいれば老後安泰なほど貯金してる人もいます。

この差って何だろう?

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私なりに考えてみた結果は、幼少期からの家庭の環境、親の影響だと思います。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、特にお金に関しては詳しく教えてもらう機会が少ないため、子供の頃の親の影響が大きいです。

 

私は子供の頃、母親が節約家だったので、お金は大切にしなさい、貯金しなさいと教えられてきました。

小学生の頃、同級生が週刊ジャンプを買っていて、自分も漫画が欲しいってなったとき、ジャンプではなくコロコロコミックを買いました。

理由は、読みたい漫画がコロコロコミックにあったからではなく、月刊で分厚かったから。(笑)

確か当時ジャンプは200円/週ぐらいだったと思います。1か月で800円ほどかかるのに対し、コロコロは月刊なので400円/月ぐらい。

当時からコスパを意識していたのを今でも覚えています(^^;

 

お菓子を買うのも少ないお小遣いから計算して計画的に買っていました。使い切ることはなくある程度貯まったら定期預金にも回していました。

 

小さい頃から計画性・自制心・貯める力を自然と鍛えていたんだと思います。この点は母親にすごく感謝しています。感謝してもしきれません。浪費家になっていたら、常にお金の悩みがつきまとう人生になっていたでしょう。

貯蓄体質になっていたので、投資をしようと思った時期にはそれなりに手元資金もありスムーズに始められたのも良かったです。

 

お子さんがおられる方は、お金の教育を小さいときからした方が絶対いいですよ。

「お金=汚い」ではなく、「お金=可能性を広げてくれる素晴らしいもの」と考え、家庭内でもお金の扱い方を積極的に話していきましょう。

 

少額でも投資すべき理由

少額でも投資する意味あるの?

こう思われる方、実に多いですよね。

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1000万円運用すれば年率5%で50万円の利益なのに対し、10万円の運用なら年に5000円。

確実に利益が出るとは限らないし、投資にあてる時間を考えるとなんだか割に合わない。

残業した方が確実じゃんって声も聞こえてきそう。

 

ただ、ちょっと待ってください。少額でもいいので投資をする意味は大きいです。

確かに運用利益だけを考えると割に合わないと思うかもしれませんが、それよりももっと大切なことが手に入ります。

それは、資本主義のるつぼを体感し知識を得られること。

 

我々は生まれたときから資本主義という世界で生きています。

しかし投資をしなければ資本主義を意識することも無いかもしれません。そしてそれは富める者から知らず知らずのうちに搾取され続けているのです。

 

少額からでも投資することによって、今まで意識していなかったことを意識し出します。

  • 米中関係などの世界情勢が気になる。
  • イオンで買い物してる人たちが持っている買い物袋が気になる。(笑)

今までスルーしていた情報が活きた情報へと変わる瞬間です。

そして興味を持ちだすと一つ一つの情報がパズルのピースとなり、資本主義・経済の本質が徐々に理解できるようになります。

ちなみに私は理系なので、学生のときは経済とか大嫌いでした。(^^;

学校で受け身で習うよりも実際体験してみることで、急激に身近に感じ、活きた知識が得られると思います。

 

私も活きた知識をこれからも身に付け続けていきます。

一緒にがんばりましょう♪

皮算用に便利「72の法則」

資産運用初心者に知ってもらいたいこと。

今回は、「72の法則」です。

 

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初心者の方に「単利だと計算は簡単だが、複利だとわかりにくいよ~」とよく相談されます。確かに単純計算できないので計画立てにくいですよね。

 

今回説明するこの法則を用いると、何年後に資産が2倍になるかがざっくり計算できます。

資産運用してる方ならみんな知っているぐらい基本となる法則なのでぜひ覚えておいてください。法則というと小難しく感じるかもしれませんが簡単です♪

 

 計算式は以下の通り。

年利(%)× 年数 = 72

 

例1)年7%で複利運用すると、72÷7(%)≒10.3

         ⇒  約10年で2倍。

例2)年3%で複利運用すると、72÷3(%)= 24

         ⇒  24年で2倍。

例3)  12年で2倍にしたい場合、72÷12年=6 

         ⇒  年6%で運用すれば可能。

 

このようにざっくりシミュレーションすることができるようになります。

資産運用は目標をたててシミュレーションすることが何より大切!

計画をたてる際に活用してみてください。

一般的な利回りを理解しよう

資産運用していく上で一般的な利回りを知っておくことが大切です。

この前、運用に興味がある未経験者のA君と会話しました。

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        A君「資産運用に興味があるから教えてほしいな」

 ぼちゆる「どの程度増やしたいとか目標ある?」

        A君「10年3000万ぐらいになればいいかな」

 ぼちゆる「投資にまわせる元手はどのぐらい?」

        A君「元手は100万ぐらい」

 ぼちゆる「・・・」

        A君「でもさ、よくネットで利回り30%の投資教材とか売ってるから無謀ではないよね?

 ぼちゆる「・・・」

        A君「・・・・・・」

 

そのあと、投資の神様バフェットの話などをして諭しました。

詐欺に引っかかる前に諭せて良かったです。

 

ちなみに投資の神様でも年20%

株式投資でいうと年度により上がり下がりあるけれど一般人では平均6%ぐらいなので、30%とかは疑ってかかった方が身のためです。

 

野球でいうと、『メジャーリーグで脅威の打率8割を叩き出した超一流プロが伝授!確実に6割バッターになれる打法を教えます!』という広告があったらどうでしょう。

こんなこと言われても「は?」ってなりますよね?

それが投資に関しては引っかかる人が多数います。

なぜか。それは基準を知らないから

野球では3割打てたら一流。投資も20%なら神様(超一流)。

 

基準を知っておくことで、ネギカモにならないように気を付けましょう!

資産配分:何にどのぐらい投資すべきか

よく知人に何にどのぐらい投資したらいいか質問されます。

投資をやりはじめの頃は右も左もわからないので気になりますよね。

ただ、リスク許容度や求めるリターンは人それぞれなので、結局は各々が自分で決めないといけないこと

でもそれで突き放すのは酷なので、私の理想を参考レベルで載せておきます。

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私の理想の資産配分

・円預金(1~2年分の生活費)

・全世界株式投資信託(上記以外すべて)

 

現状この資産配分にはなっていないけれど、数年かけてこの状態に持っていく予定です。ただ、あくまで私の理想なので全然オススメしません(^^;

私は今まで個別株などの含み損で〇百万円など経験しています。その際もベッドに入ったら爆睡できてました(笑)なので、自分のリスク許容度もある程度把握しているので人より攻めた配分にできます。自分の性格と照らし合わせる必要があります。

 

自分のリスク許容度をおおまかに把握すると、次は目標を持ち、実現するためのシミュレーションをしてみてください。

例えば、資産を2倍にしたい場合、達成時期を10年後か20年後どちらに設定するかで、運用方法が変わってきます。

10年後の場合は、年率7%で運用しないといけないが、20年後だと3.6%でよくなるので、ハイリスクな運用は不要になります。

 

まとめ

資産配分の最適解は人それぞれ。

決めるコツは

・まずは自分のリスク許容度を把握する

・目標を持ち、シミュレーションする

この2点をおさえた上で、自分なりの資産配分を検討してみてください。

 

 

 

相場を読むことはできるのか

結論!私はできない
前回の記事でも書きましたが、そもそも相場が読めるならもっと早くに躊躇なく(黒田総裁みたいに?)株式を全力で買っていますよ。。(汗)

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コロナショックの2か月前に持っていた株を大半売ることができましたが、V字回復を読むことができず結局儲け損ねました。
このように普通の人が(少なくとも私は)株価の局面を読もうと思っても読めないということが経験上身に沁みました。

 

では、局面を読めないならどうするか?読まなくてもそこそこ資産を増やせる手法に切り替えるだけです。

その手法の王道が、投資信託を毎月積み立てすること。

プロレスで例えると馬場さんの全日本プロレス的な。←例えがわかりにくいかな?(笑)

 

派手さはなくて地味だけど、最も理にかなっている手法なので私には一番合っていると感じています。

これも個別株や為替など様々な経験(と高い授業料)を積んでようやくわかってきたことです。今は自分の中で腑に落ちているので確信を持って王道を突き進むことができています。高い授業料も無駄じゃなかったと思っています。

 

これから投資を続けていくと様々なことがあるかと思います。その時にどう立ち回れるかがとても重要になります。私は基本コツコツ積み立てを軸にこれからも投資の世界で生き残っていきたいと思います。

株価が高値圏でも買い続ける理由

現在コロナショック後の回復期待で全世界的に株価が高値圏にあると言われています。

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その中で私は積極的に株式の投資信託を増やし続けています。

私も現状は国内外問わず株価が高いように感じますが、高いからと躊躇していたらなかなか買えないので動くことが大切です。

今も覚えているのは、2016年NYダウが当時の史上最高値を更新し19000ドルをつけたときのことです。(グラフ1の赤矢印)当時の雰囲気は2009年から7年間ずっと右肩上がりで株価上昇しており、そろそろ下落局面が来るのではないかとネット界隈では声が上がっていました。

事実、株価の周期は7年ほどと言われるなどいつ下落局面が来てもおかしくない状態でした。

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グラフ1

…が、蓋を開けてみれば実際は2020年2月のコロナショック前の29000ドルまで11年間も上昇局面が続いたのです。2016年に投資していれば、わずか4年ほどで資産が1.5倍になっていました。

しかもコロナショック後はまさかのV字回復で、2021年5月では34000ドル付近になっています。(同じく投資していれば資産が2021年では1.8倍ほどに)

 

2016年のトランプ大統領誕生時もこれがきっかけで株価は下落局面入りするという方も多かったですが、結果はトランプラリーと呼ばれる上昇局面。

 

このように、今は高値圏だと思っていても数年後からすると安値圏ということが経験上多々あるので、これからも安値圏だの高値圏だの関係なく買い続けていきたいと思います。